辻本智美 / Tomomi Tsujimoto <ピアノ>

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川崎市出身、東京芸術大学大学院修了。在学中より国内および欧米各地にてオーケストラとの協演、リサイタル、室内楽、放送、録音、レクチャーコンサートなど、幅広く活動。95年米国コロラド州アスペン音楽祭にてE.ナカミチ・コンチェルトコンペティション優勝、R.スパーノ氏指揮アスペン・コンサート・オーケストラと協演、音楽監督(当時)L.フォスター氏らに絶賛される。97年パリで行われたFrench Piano Institute(米)主催第五回フランス・ピアノ・インターナショナルフェスティヴァルにて最高位並びにフランス音楽最優秀演奏賞を受賞、ワシントンDCの在米フランス大使館に招かれリサイタルを開催。セシル・ウセー氏と出会い、以後長きにわたり南仏にて薫陶を受ける。01年エピナール国際ピアノコンクール第3位。04年度文化庁派遣芸術家海外研修員としてミュンヘンのK.シルデ氏のもとに留学、モーツァルトを重点的に学ぶ。東京にて06年、公益財団法人朝日新聞文化財団の助成を得てリサイタルを開催。07年にはラヴェル没後70年記念・ピアノ作品全曲リサイタルを開催、各誌で好評を得る。09年より「辻本智美presents・未就学児入場可!昼公演同日開催シリーズ」を開始、11年夏に4回目を開催。通常のリサイタル(夜公演)の縮小版である昼公演は、様々な事情で通常のコンサートに足を運びづらい方々にも本格的なリサイタルを提供する新しい試みとして、教育、福祉、医療などの各方面からも絶賛されている。ウィーンフィル首席フルート奏者D.フルーリー氏との共演CD「20世紀フランス・フルート作品集(28CM-597)」が朝日新聞の推薦盤に選ばれる(01年)など、室内楽奏者としても高い評価と豊富な経験を持つ。

 

 


【演奏歴】

2006年 ソロリサイタル

2007年 ラヴェル没後70年記念・ピアノ作品全曲リサイタル

2009年「辻本智美presents・未就学児入場可!昼公演同日開催シリーズ (2011年第4回を開催)

 

【CD】

20世紀フランス・フルート作品集 ディーター・フルーリー (FL)/辻本智美 (P)

レーベル:CMT – カメラータ  番号:28CM-597