今、聴きたい女性作曲家たち
女性作曲家を聴く・その10
女性と音楽研究フォーラム結成30周年記念
今、聴きたい女性作曲家たち
~歌とピアノ、ヴァイオリンで綴る多彩な響き~
2024年11月17日(日)14:00開演(13:30開場)
Hakuju Hall
全席自由 4000円
【出演】
水越美和(メゾソプラノ)、梅野りんこ(ソプラノ)、
宮﨑貴子(ピアノ)、
沼田園子(ヴァイオリン)、蓼沼明美(ピアノ)
【演奏予定曲目】
<歌曲>
ポリーヌ・ヴィアルド(1821-1910):
山の子、礼拝堂、カディスの娘たち、
アイ・リュリ《ショパンの6つのマズルカ》より
金井喜久子(1906-1986) :ハイビスカス
渡鏡子(1916-1971):祭のまへ、わがうた
吉田隆子(1910-1956):君死にたまふことなかれ、手
<ピアノ作品>
ポリーヌ・ヴィアルド(1821-1910): マズルカ
セシル・シャミナード(1857-1944): エール・ド・バレエop.30
リリ・ブーランジェ(1893-1918): 《古い庭》より
ナディア・ブーランジェ(1887-1979): ピアノのための3つの小品より
グラツィナ・バツェヴィチ(1909-1969): ソナタ第2番より 第1楽章
<ヴァイオリン作品>
幸田延(1870-1946):ヴァイオリンソナタ 第1番
吉田隆子(1910-1956):お百度詣
レベッカ·クラーク(1886-1979):真夏の月
主催:女性と音楽研究フォーラム(代表:辻浩美)
【チケット取り扱い】
※7月8日(月)チケット発売 ※電話のみ7/9(火) 11:00〜
ビーフラット・ミュージックプロデュース 03-6908-8977
B-flat Ticket https://www.bflat-mp.com/t/
チケットぴあ [ Pコード:273566 ]
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2422285
水越 美和 /メゾソプラノ
お茶の水女子大学卒業、同大学院修士課程修了。(財)日本オペラ振興会オペラ歌手育成部および東京アルテ・シェニカオペラ研究所修了。1997年ニース国際アカデミー、1999年フェズ国際音楽アカデミーにて歌曲の演奏法を学ぶ。2021年、お茶の水女子大学大学院博士後期課程にて博士号を取得。博士学位論文題目は『オペラ歌手ポリーヌ・ヴィアルド=ガルシア(1821-1910)の活動とガルシア家―パリ・イタリア座デビューに至る足跡を中心に―』。現在、お茶の水女子大学非常勤講師、日本音楽学会会員、日本声楽発声学会会員、藤原歌劇団準団員、《アンサンブル・ヴァリエ》メンバー、女性と音楽研究フォーラム会員。
梅野りんこ /ソプラノ
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。横浜、スイス、ノルウェー、イラクでリサイタルを開催。1995年から2003年まで横浜市会議員を2期務める。2004年横浜国立大学環境情報学府入学。2005年よりフランスパリ第12大学に通算3年間留学、オペラとジェンダーについて研究する。留学期間中居住するパリ国際大学都市にて、毎年コンサートを企画、自らも演奏する。2012年横浜国立大学にて学術博士号を取得。同年より毎年開催の東京藝術大学声楽科S42年度生コンサートに同級生とともに参加、現在実行委員長を務める。著書『オペラのメデイア~近代ヨーロッパのミソジニー』等。女性と音楽研究フォーラム元会員。
宮﨑貴子 /ピアノ
東京音楽大学ピアノ演奏家コース、同大学院を経てドイツ・ハノーファー音楽演劇メディア大学修士課程フォルテピアノ修了。在学中、同大学オペラ科にて伴奏助手を務める。2013年シューベルト国際コンクールリートデュオ部門第1位(於ドルトムント・ドイツ)ほか、国内外のコンクールで多数受賞。
女性作曲家作品の紹介、リート伴奏、フォルテピアノを軸に多彩な活動を展開し、国内外の誌上・紙上にて高い評価を得ている。ピアノ音楽誌『ショパン』にて《聴いてみませんか?弾いてみませんか?女性作曲家作品あれこれ》連載(2017年5月~2020年10月)。
全日本ピアノ指導協会正会員。公式サイト https://takakomiyazaki.jp
女性と音楽研究フォーラム会員。
沼田園子 /ヴァイオリン
東京藝術大学音楽学部弦楽科を首席で卒業、大学院博士課程単位習得。
パガニーニ生誕200年祭国際ヴァイオリンコンクール他、国際コンクールに上位入賞多数。日本音楽コンクール作曲部門の演奏に対して審査委員会特別賞、アール・レスピランのメンバーとして中島健蔵賞、静岡県文化奨励賞をそれぞれ受賞。1990年より水戸室内管弦楽団の常任メンバーを25年務める。ソリスト、ゲストコンサートマスターとして主要オーケストラと共演。
ヨーロッパ各地で協奏曲、リサイタル、室内楽の演奏会 、音楽祭に出演。1986年よりファイン・デュオとして全国にて演奏会を開催。2015年カルテット・プラチナムを結成。ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲を演奏。CDはベートー ヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲、「日本の響」VolⅠⅡⅢⅣをリリ ース,絶賛を博す。現在、東京藝術大学講師、洗足学園音楽大学客員教授、女性と音楽研究フォーラム会員
蓼沼明美 /ピアノ
東京藝術大学附属音楽高校を経て、同大学音楽学部を首席で卒業。同大学院修士課程修了。大学院在学中ロンドンに留学。マリア・カナルス国際コンクールの「ヴァイオリンとピアノの二重奏」部門で第2位入賞。日本音楽コンクールのチェロ部門における共演に対して審査委員会特別賞受賞。特にアンサンブル・ピアニストとして活動し、内外の多くの演奏家と共演、高い信頼を得ている。姉、蓼沼恵美子とピアノ・デュオとして活動し、CD「姉妹デュオによる珠玉の連弾」をリリース。ヴァイオリニストの沼田園子とともに『ファイン・デュオ』として東京をはじめ全国各地で展開するデュオ・リサイタルは毎回高く評価されている。東京学芸大学非常勤講師。