Cappellatte<カペラッテ> /ア・カペラ ヴォーカルアンサンブル

 

2001年4月、針ヶ谷伸子、古川知子、田中理 恵子により結成されたア・カペラ トリオ。3人は共に国立音楽大学卒業で、在学中よりヨーロッパ各国へ赴き、教会音楽の分野で研鑽を積む。日本においては珍しい女性3声による古楽グループ として、特に中世・ルネサンス時代の典礼音楽に多く取り組む。一方で、日本の唄をはじめ世界各国の民謡や伝承歌、また古い詩や言葉をモチーフにしたオリジ ナル曲をレパートリーとするなど、独自の柔軟で斬新な演奏スタイルを持つ。ア・カペラの原点とも言える教会音楽をベースに、ナチュラルで澄んだ発声が特徴 で、ヴォーカル アンサンブルならではの繊細な響きで紡ぎだされる歌声は、“ヴォイス アート”と賞され、音楽を超え、声の神秘をも感じさせる。毎年自らプロデュースするリサイタルでは、古楽器や民族楽器を交え、衣装・照明にもこだわった空 間演出を試みている。コンサートホール(東京オペラシティ、松明堂音楽ホール、うぐいすホール等)の主催公演のほか、美術館や博物館等でのギャラリーコン サート、講演会や学会等へのゲスト出演、クリスマス点灯式やファッションショー等各種イベントへの出演、またテレビ番組(NHK「里山の音景色」、「日 光・月光菩薩 はじめての二人旅〜薬師寺1300年の祈り〜」等)のテーマ曲やCDの録音など、幅広い演奏活動を行う。2008年より「大いなる遺産」と題し、歴史的な 建造物や遺跡を舞台としたシリーズ公演を企画するほか、これまでに映像や美術作品、モダンバレエ、プラネタリウム等とのコラボレーションをはかるなど、人 の声にしかできない無限の可能性を模索している。アルバムCD「永遠につづく春」(avex classics エイベックス・クラシックス)/『風のきおく』(eist records イシュト・レコーズ)好評発売中。

 

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